毎回同じ広告が表示されるから邪魔!ストーカー広告とは?どんな仕組みなのか?

みなとです!突然ですが、こんな経験ありませんか?

「あれ?この広告どっかで見たことある…」「なんで自分の興味が分かるの…?」「毎回同じ広告が追跡してきてうっとおしい!」インターネットを利用していると、毎回自分が過去に検索したことのある商品の広告や、自分の興味関心が見透かされているような広告が出ている。しかもそれにずっと追跡されている!こんなことって最近多いですよね。

大変申し訳ありません。それは僕らの仕業です。

僕はインターネット広告を配信する仕事をやっていまして、簡単に言えばYahoo!やGoogleと代理店契約を結び、お客さんのインターネット広告を配信・制御しているのです。

それらをここでは「Web広告」と呼ぶことにします。このWeb広告はご体験がある通り、あなたの興味関心に則した広告がカスタマイズされて表示されているのです。しかしながら、なぜプライベートな興味関心が見透かされているのでしょうか?今回はその仕組みと、Web広告が邪魔な時に非表示にする方法を紹介していきます。

Web広告の仕組み

ここからは、僕らのようなWeb広告を配信する広告代理店の立場でお話をします。

広告配信にはターゲティングが必須

ターゲティングとは、簡単に言えば「誰に広告を配信するか」です。例えば、広告の商品が日焼け止めクリームだったとしましょう。

日焼け止めクリームって、そもそも皆んなが皆んな欲しいと思っている訳ではないですよね?僕は夏に日焼けしやすい体質ですが、別に日焼けしても何とも思わないですし、海にもあまり行かないので、日焼け止めクリームなんて欲しいと思ったことはありません。したがって、僕のパソコンに日焼け止めクリームの広告を配信しても、僕は興味がありません。よって効果は無いと考えられます。

しかし、これから海水浴やプールに行こうと思っている20代女性にとってはどうでしょうか?彼女らにとって日焼け止めクリームは恐らく必要ですよね?少なくとも興味はあるはずです。よって、彼女らに広告の配信ターゲットを絞り配信した方が、僕に配信するよりよっぽど反応が取れると予想されます。

このように、「誰に広告を配信するか」を決め配信することは非常に重要なのです。やみくもに広告を出しても、興味を持つ人はほんの一部で、ただただ費用がかさんでしまうだけ…になってしまいますからね。

それでは具体的に、僕らはどんな方法で広告を配信するターゲットを設定しているのか?というのが以下からになります。

ターゲティングの方法 その①:リマーケティング

過去に一度でも、ある商品のページを見たことがあるときに、その商品の広告が出ていることはありませんか?

これはリマーケティング広告(リターゲティング広告とも)と言い、Web広告の中ではよく用いられる配信方法になります。リマーケティング広告では、一度Webサイトに訪れたユーザーに対し、その商品あるいはサービスの広告を表示する広告になります。これがいわゆる「ストーカー広告」です。

詳しい仕組みをご説明します。広告を出稿する側(僕らのような広告代理店)が、予めWebサイトにコードを埋め込んでおくと、ユーザーがそのWebサイトに訪問した瞬間、ユーザーのブラウザに訪問履歴情報が残り、それを元に広告を配信しているのです。ストーカーと言うと悪いイメージなのですが、これはCookie(クッキー)と呼ばれる、れっきとしたWebの技術です。

しかし、ユーザーからするとプライバシーなどの問題にもなりかねませんので、Cookie技術を使っているWebサイトには、必ず「Cookie使ってるよ」という断りがあります。ちなみにこのCookie技術はGoogle Analyticsでも使われていますから、ブログを運営されておりAnalyticsをお使いの方は、記載を推奨します。記載がなければAnalyticsを停止されても文句言えないっぽいので…。このサイトにももちろん記載はあります。

しかし、あくまで訪問履歴情報が参照されるだけで、個人の特定まではできませんからご安心ください。

ターゲティング方法 その②:コンテンツターゲティング

「ターゲティング方法 その①」では、ユーザーの訪問履歴に基づいたターゲティング方法でしたが、コンテンツターゲティングは「Webサイトを指定して配信する方法」です。

例を挙げます。例えば、広告の内容が不動産関係(建売住宅を取り扱うハウスメーカーさん)だった場合です。ターゲットは「これから家を買おうかな…?」と思っている人たち。彼らはインターネットでどんなサイトを見ると思いますか?

想像されるのは「e戸建て」のような住宅に関する掲示板であったり、家を実際に建てた人のブログですよね?

僕たち広告代理店は、「家関係の掲示板やブログを見ているユーザー = 家の購入に興味関心がある」と仮説を立て、それらのWebサイトを指定し、広告を配信しています。実際にe戸建てを見ていると、家関係の広告が表示されていることが多いです。

他にも様々なターゲティング方法があり、全部書いていたらキリがありませんが、代表的なものはこの2つであると思います。

Web広告が邪魔な時、非表示化する方法

コンテンツターゲティングの場合はサイト指定なため避けようがないのですが、リマーケティング広告は実は何とかなります。

先ほど述べた通り、リマーケティング広告はCookieと呼ばれるWeb技術を使用しています。あなたが過去訪れたWebサイトの情報がブラウザに埋め込まれ、それを元にして配信されます。したがって、このCookie情報を削除してやれば、リマーケティング広告に追跡されることが無くなるのです(もちろん、削除した後で再びWebサイトを訪れると、発動します)。ブラウザによって方法は異なるので、ここではメジャーなGoogle Chromeと、iPhoneについてご説明します。

PC(Google Chrome)の場合

①ブラウザの右上の「点々」をクリックし、「履歴」を表示します。

②「閲覧履歴データを削除する」をクリックします。

③「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れ、「閲覧履歴データを削除する」をクリックすれば設定完了です。

他のブラウザでもCookieを消すことは可能なので、是非やってみて下さい。ただし、この方法はあくまで訪問履歴情報を削除するものです。再び同じWebサイトに訪問した場合は、再度広告に追跡されることになります。

iPhoneの場合

iPhoneの場合は簡単です。「設定」→「プライバシー」→「広告」と進み、「追跡型広告を制限」にチェックを入れれば設定完了です。

最後に

時には「邪魔だ」と言われてしまう広告ですが、広告を出稿する側には、ユーザーに有益な情報を届ける義務がある、と思っています。なのでめげずに頑張りますので、皆さんもご理解ください。笑

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