人工知能がWebマーケティングに与える影響と、人間が生き残るために今後必要なスキルとは?

みなとです!

今回のお題は人工知能。最近よく聞きますねー。

オックスフォード大学によると、今後10年で米国の雇用者の47%が自動化されるという衝撃的なシミュレーションが出ています。自動化される職業の例ですが、「スポーツの審判」「レストランのウェイター」「レジ係」「データ入力作業員」「時計修理工」など色々です。

これには危機感を持つべきだと、僕は考えています。例えばスーパーのレジだけやってきた人間は、10年後には何の市場価値も無くなります。つまり、今のうちから機械に取って代われないスキルを身に付けておく必要があるからです。

では「機械に取って代われないスキル」って何か、という話になりますね。僕はWebのコンサルタントとして働いていますので、その業界に絞って書いていきたいと思います。

そもそも人工知能とは

「人工知能」という言葉が指す意味は多岐に渡るため、実は人工知能を定義するのは難しいです。東京大学のとある教授によると、人工知能とは「人工的に作られた知能を持つ実態、あるいは、それを作ろうとすることによって知能全体を研究する分野である」としています。

簡単に言えば、「機械により人間の知的活動を再現すること」とシンプルに考えて頂ければ良いかと思います。

Webマーケティングにおける人工知能は、ここまで進んでいる

ここからは、Webマーケティングにおいてすでに導入されている人工知能を用いたツールをいくつか紹介します。

サイトを自動で分析し、課題と改善提案をしてくれる

僕らのようなWebマーケティングのコンサルタントの仕事内容の一つに、Webサイトの解析があります。サイトの解析にはGoogleアナリティクスを使うことが多く、どれくらいのアクセスがどこから来ているかという定点観測はもちろん、何か課題があったときに、データを見ながらどこにボトルネックがあるのかを仮説を立て、改善策を提案していきます。

それを人工知能が数分でやってくれるツールがあります。人工知能が勝手にアナリティクスのデータを解析し、「ここのページを改善するべき」などの提案をしてくれます。例えば、「ここのページを閲覧したユーザーのコンバージョン率が高いけど、他のページと比べると閲覧数自体が少ないので、改善していきましょう」などという具体的な提案が出されます。

ユーザーがサイトを回遊している時、最適な販促をする

例えばデパートで服を買うシーンを想定してみてください。どんな服が今のトレンドか、気に入った服が見つかったが自分に合うサイズがあるのか、など、購入するにあたって疑問がありますよね。そんな時に頼るのはやはり店員さんです。店員さんに聞けばほとんどの疑問点は解決しますから、その地点で購入する、または購入をやめる、という判断ができます。

しかしWebで買い物をする場合はどうでしょうか?ユーザーがたとえ購入にあたり疑問や不安を抱いたとしても、売り手(デパートでいう店員さん)がリアルタイムにアプローチすることができません。もちろん問い合わせることが可能なフォームや電話がありますが、やや敷居を感じます。結局買わない、みたいな事態も起こります。

実は、Webサイトでユーザーが購買行動をしている際に購入を後押しする人工知能ツールがあります。Webサイトを訪問したユーザー行動を人工知能がリアルタイムで分析し、ベストタイミングで最適な販促施策を実施するのです。ユーザー行動に基づき、人工知能はユーザーをいくつかのグループに自動で分類します。そして、例えば割引クーポンを表示したりという具体的な販促施策を行い、購買率の改善を図るのです。

リスティング広告における、入札の自動化

リスティング広告とは、検索結果画面の上部に表示される広告のことです。

上から1位、2位・・・という形で順位がついており、基本的に順位が高いほどクリック率が高いです。

この順位はオークション、すなわち「いくらで入札したか」で決定します。リスティング広告の運用者が日々運用状況をチェックし、入札を変えることで順位が変動します。この作業は手動で入札しなくてはいけませんでしたが、最近はGoogle・Yahoo!が自動で入札を変化させ、クリックの最大化を行うことができます。世の中にはうちの会社をはじめとしてリスティング広告代行会社がごまんとありますが、僕らの仕事はどんどん機械に置き換わって行く動きがを感じています。

今後求められるスキルとは

これまで紹介したような、人間の仕事が機械に置き換わる事例はほんの一部にすぎません。将来的には僕たちが実務として行っていた仕事のほとんどが無くなると予想しています。

これが真実だとすると、今機械でもできるような仕事だけをやっていては、将来的にその人の市場価値が無くなってしまいますよね。今後求められるスキルとは何でしょうか?

それは一つのことを専門とする「スペシャリスト」ではなく、幅広い知識を持つ「ゼネラリストになること」だと考えています。理由は2つです。

①スペシャリストはいずれ機械に置き換わる

リスティング運用だけできても、Webサイトのデザインだけできても、コーディングだけできても、それは将来的に機械に置き変わります。Webの世界だけではありません。薬剤師、裁判官など、専門職は人工知能に置き換わりやすい分野です。

したがって、幅広い知識を持つゼネラリストになるべきだと考えます。

②全体を俯瞰して判断できる人間が必要とされる

将来ほとんどの仕事が人工知能に置き換わるとは言えども、それを制御するのはどこまで行っても人間なのです。具体的には、人工知能によって解析されたデータをどう使うか、そして何を目的に人工知能を活用するかという部分です。そこがしっかりと判断できる人間が必要となってきます。

そういうスキルを身に付けるには、部分最適化を突き詰めるスペシャリストでは難しいです。お客さんの営業状況、市場の動向、オペレーションの側面、マーケティング要素、全てを俯瞰し広い知識をもとに判断できる人間、つまりゼネラリストが今後強いだろう、と僕は予想しています。

最後に

今回は結構ぼんやりとした記事内容でしたが、言いたいことは「世界が目まぐるしく変わって行く中で、危機感を持って将来を見通して生きよう」ということです。じゃあ「具体的には?」と言われても難しいんですけどね…。

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