【書評】新装版「フリーエージェント社会の到来」を読んだ感想

みなとです。

最近は「ライフシフト〜100年時代の人生戦略〜」など、「これからの生き方や働き方」についてのビジネス本にハマっています。そんな流れで手に取った本が、「フリーエージェント社会の到来〜組織に雇われない新しい働き方〜」という本です。著者はダニエル・ピンクさんで、経済・ビジネス・社会についての世界的有名な思想家の方です。

知らなかったのですが、この本の原書は結構前に販売されていたようですね。新装版が2014年に出たらしいので、本のデザインも一新されカッコ良くなっています。

今回この新装版を初めて読んでみましたので、その感想を書いていきたいと思います!

「フリーエージェント社会の到来」はこんな本だ

舞台はアメリカで、20世紀はオーガニゼーションマン、つまり組織人間の時代でしたが、これからはフリーエージェント、つまり個人で働く人の時代になる、と予想している本です。

「フリーエージェント」という言葉がキーワードなのでもう少し解説しますと、要は「組織に雇われずに働く人」のことで、「フリーランス」や「個人起業家」などがそれにあたります。

組織人間の時代は終わる

これまでは、教育→労働→引退という決まったステージで人生を歩むのが当たり前でした。「労働」のフェーズでは、決まった組織に属して働き続けるという考え方が浸透しており、これは日本も当てはまります。

しかし、テクノロジーの進歩、長寿化などが背景となり、そのような人生モデルは終焉を迎えつつあります。アメリカでは、既に4人に1人がフリーエージェントという事実があります。

フリーエージェント社会の到来

フリーエジェントとしての働き方が主流になりつつあるアメリカでは、今どのような変化が起きているのでしょうか?ダニエル・ピンク氏は、実在するフリーエージェントに取材することで、彼らの時間の使い方、コミュニティの在り方、オフィスとしての場所の変化などについて迫っていきます。

例えば、コミュニティ。会社や組織ではなく個人としての側面が強くなっていくので、一見コミュニティは崩れてしまうような気がします。しかし、ダニエル・ピンク氏はむしろ地域のコミュニティは活性化すると見ています。

自由に時間が使えるフリーエージェントは、オフィスである自宅周辺で活動することが増えるでしょうし、何よりマインド面のよりどころとして、コミュニティは必要性が増しているとの事。

未来の社会はこう変わる

フリーエージェントとしての働き方が主流になるにつれ、社会も大きく変化していくと予想しています。例えば、個人が株式を発行し、資金を調達する動きが増えるという変化です。しかし、これは既に現実のものとなっています。最近知られるようになった「VALU」はその典型ですよね。

そして教育の仕組み。個人を殺してしまうという側面が論じられる学校は次第に無くなり、在宅教育も増えてくるという予想がありました。フリーエージェントである親が教育したり、インターネットの普及によるオンライン教育が広まってきたからです。

「フリーエージェント社会の到来」を読んだ感想

まとまりが無いですが、色々と思ったことを書きます。

これまでの生き方・働き方は通用しないことを認知する

まずは、両親の世代で主流だった生き方・働き方はモデルにならないことを認知することから始めようと思います。僕は30年もまだ生きていませんが、本当に時代は変わるなと実感しています。今では当たり前のようにスマートフォンを使っていますが、インターネットが実家に引かれた時にはとても嬉しかったのを覚えています。

最近気になるトピックとしては仮想通貨ですね。お金の在り方が根本的に変わる革命とも言われています。

僕らはこれまでと全く違う時代を歩む、ということを理解し、それに対応していく心構えを身に付けることがまずファーストかなと思いました。

組織が全てではない、己の成長にフォーカス

今はぶっちゃけ言うと、組織に所属しさえすれば給料は貰えます。しかし、フリーエジェント社会では、プロジェクト単位でメンバーが集まり、プロジェクトが終わると解散する、という働き方が主流になります。

つまり、自分の市場価値を高めることは必須であると考えます。「レジ打ち一筋10年です」みたいな人は、「個人」としてはどうしても市場価値は低くなってしまいます。いずれ機械に置き換わってしまいますし。

10年後20年後の未来の自分がどうなっていたいか?をしっかり見定め、「今やっていることは本当に必要か?」を自問自答し、日々勉強していきたいですね。

個人で資金調達を行う時代。お金の知識は今後必須だ

最近はどんなビジネス本を読んでも、「お金」に対する知識はやっぱり必要だと感じます(もちろん僕がそういう本ばっかり手に取るというバイアスがありますが笑)。

フリーエージェントでビジネスを行う場合、個人で資金を調達するシーンが増えてくると思います。最近はクラウドファンディングなどの仕組みが登場したりして話題ですが、お金についてのリテラシーは20代のうちに高めたいものです。

まとめ

アメリカの話なので、親近感がちょっと薄い印象でしたが、日本もいずれそうなっていくでしょう。日々ぼーっと過ごすのではなく、今のうちから色々と準備をしていきたいものです。

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